広島で注文住宅を建てるのに必要な予算や相場は?

公開日:2024/07/04

予算相場

マイホームは一生に一度の買い物といわれるように高額な商品です。とくに、住宅設備や間取りを自由に選べる注文住宅は、高くなりやすい傾向にあります。

家づくりで後悔しないためには、予算に合わせて資金計画を立てることが大切です。そこで今回は、広島で注文住宅を建てる際に必要な予算や相場を解説します。

そもそも坪単価とは?

注文住宅の相場を確認する前に「坪単価」について理解する必要があります。坪単価とは、1坪(3.30579㎡)当たりの建物価格を表しています

建物の本体価格に対して、延べ床面積(施工面積)で割ることで、算出できます。延べ床面積は、各フロアの床面積の合計です。たとえば、延べ床面積が40坪で建物価格が2,500万円の住宅の場合、坪単価は62.5万円となります。

ただし、注文住宅を坪単価だけで判断するのはおすすめできません。なぜなら、坪単価の定義はあいまいであり、建築会社によって異なるからです。

重要なのは「延べ床面積」と「施工面積」の違いです。延べ床面積とは、前述したとおり各フロアの床面積の合計であり、建築基準法に基づいた面積を指します

一方で、施工面積には明確な定義がありません。延べ床面積に含まれないベランダや吹き抜けなども含まれることが多いため、延べ床面積よりも広くなりがちです。つまり、住宅メーカーは施工面積で坪単価を算出することで、より安い印象を与えることができます。

注文住宅のコストパフォーマンスを把握するには、坪単価に何が含まれているのかを確かめることが大切です。

注文住宅を建てる際に必要な予算

注文住宅を建てる際に必要な予算は、建てるエリアと広さによって異なります。全国の平均坪単価と広島県の平均坪単価を比較してみましょう。

全国の平均坪単価

2022年に住宅金融支援機構のフラット35利用者を対象にしたデータによると、注文住宅の全国平均価格は約3,715万円です。延べ床面積は約122.8㎡(約37.1坪)なので、平均的な延べ床面積30坪に換算すると、約2,994万円となります。

そのため、全国の平均坪単価は約100.1万円となります。首都圏や近畿圏は全国平均を上回っているのに対し、そのほかの地域では下回っています。

広島県の平均坪単価

広島県の平均建築費は約3856.7万円です。平均住宅面積は125.2㎡(約37.9坪)であり、平均坪単価は約101.7万円です

一般的な建坪30坪に換算すると、約2,994万円となります。ただし、ローコスト住宅で建てる場合には、1,300万円台から家づくりが可能です。

広島県のエリア別平均土地相場

広島県といっても、エリアによって土地の相場は大きく異なります。たとえば、広島市の中でも人気の高い中区の場合、土地相場は約121.5万円/坪ですが、安佐北区では15.1万円/坪と大きな差があります。

広島県における注文住宅の平均敷地面積は約309.1㎡(93.5坪)となっており、広島市中区の土地を買うとしたら1億円を超えるため、あまり現実的とはいえません。予算が限られている場合には、土地相場の安いエリアを選ぶとよいでしょう

なお、そのほかのエリアの坪単価は、広島市南区で約93.1万円/坪。広島市西区で約65.0万円/坪。広島市安佐南区で約42.8万円/坪。広島市佐伯区で40.4万円/坪。広島市東区で約39.4万円/坪。広島市安芸区で約15.4万円/坪となっています。土地の購入費用は、注文住宅を購入する際の大部分を占めますが、予算に合わせてカットできる部分でもあります。

たとえば、平均敷地面積の半分以下の40坪でも注文住宅を建てることは充分可能です。また、坪単価の高い広島市ではなく、隣接する東広島市に建てることで、さらに予算を抑えることができます。

広島市の注文住宅の相場

広島市で40坪の土地に建坪30坪の注文住宅を建てると想定すると、約5,888万円かかります。ただし、前述したとおり、建てるエリアによって予算は大きく異なります。

たとえば、広島市中区では約1億3,246万円必要ですが、呉市では約3,354万円で建てることが可能です。広島市は自動車メーカー「マツダ」を中心として製造業が盛んなので、駅周辺は人口が増加傾向にあり、土地価格も上昇しています。一方で、農地の宅地化が進められていることから、郊外は土地価格が下落しています。

土地代と建築費のバランスを考慮して、家づくりを進めるのがおすすめです。

予算別注文住宅の特徴

建売住宅とは異なり、注文住宅は施主の予算に合わせて建築費を調整することができます。延べ床面積が30坪~40坪ほどのそれぞれの価格帯の特徴を紹介します。

1,000万円台で建てられる注文住宅

建築費が1,000万円台の住宅は、コスト重視の方から多く選ばれています。予算が限られるので、設備や間取りは比較的シンプルになりやすい傾向にあります

壁面積を最小限に抑えるために、家の形状は正方形や長方形などが採用されています。また、浴室やトイレ、キッチンなどの水回りを1か所にまとめることで、配管などの資材やメンテナンスコストを抑えられます。

2,000万円台で建てられる注文住宅

2,000万円台の住宅は、優先順位の高い希望を叶えることができます。たとえば、最新のユニットバスや高いシステムキッチンなどを導入したり、自然素材を採用したりと予算の配分次第では、さまざまな希望を実現可能です

また、家具は買い替えずに、内装に予算をあてるのもひとつの方法です。

3,000万円台で建てられる注文住宅

3,000万円台の住宅は、断熱性や気密性、耐震性などの住宅性能を高めることができます。外壁や屋根の素材などはランニングコストにも大きく影響する部分なので、長期的なメンテナンスも含めて考慮するとよいでしょう。

3,000万円台の住宅は全国平均値でもあるので、より多くの理想を実現できる価格帯といえます。

4,000万円台で建てられる注文住宅

建築費が4,000万円台となると、断熱性・気密性・耐震性といった住宅性能はもちろん、設備や間取りにもこだわることができます。たとえば、大開口の窓や吹き抜け、床には無垢材のフローリングなどのニーズにも対応可能です

また、施工コストが高いといわれる漆喰の壁やハイグレードのシステムキッチンなども検討の余地があります。

注文住宅の手付金とは?

注文住宅を契約する際には、住宅メーカーに手付金を支払う必要があります。手付金とは、施主と住宅メーカーの双方が勝手に契約を破棄しないための補償として用意するものです

万が一、施主側が契約後にキャンセルする場合には、既に支払った手付金は戻ってきません。一方で、住宅メーカーが契約を破棄する場合には、手付金の倍額が返金されます。順調に家づくりが進めば手付金は建築費に充てられるので、安心してください。

注文住宅を建てる際の手付金は、建物代の5~10%が一般的です。たとえば、2,300万円の注文住宅を建てるとすると、115~230万円ほどの手付金を用意する必要があります

なお、住宅メーカーによって手付金の割合はさまざまなので、契約前に必ず確認しておきましょう。

まとめ

今回は、広島で注文住宅を建てる際に必要な予算や相場について、解説しました。広島県の平均坪単価は、全国平均とほとんど違いはありません。

ただし、土地の相場はエリアによって大きく異なります。たとえば、人気の高い広島市中区の場合、約121.5万円/坪ですが、安佐北区では15.1万円/坪と大きな差があります。

注文住宅を建てる際には、土地代と建築費のバランスを取りながら予算を組むことが大切です。また、注文住宅は建売住宅とは違って、設備や間取りなどを自由に選択することができます。

住宅メーカーによっては、1,000万円台からのローコスト住宅を提供しているところもあります。予算と希望に合った住宅メーカーを選ぶことをおすすめします。

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